開催概要

2023年度のロードスター・パーティレースⅢは、全国の主要なサーキットを転戦するジャパンツアーシリーズが年間7戦、3地域で行われるローカルシリーズが各4戦と、合計19戦を計画しています。

ジャパンツアーシリーズは、「JAFツーリングカー選手権」のタイトルを冠するレースとなり、新たに十勝スピードウェイ(北海道)も加えた年間7戦(有効5戦)とスケールアップすることで、「する」「みる」「ささえる」 全ての人がより楽しめるシリーズを目指します。
NDシリーズクラスの年間チャンピオンには、「MAZDA SPIRIT RACING CUP」に加え、地方レース選手権・選手権者としてJAFから認定されます。また、シリーズポイントを気にせず、気軽に各地のサーキットを転戦したいニーズにもお応えし、NDクラブマンクラスも設定します。

ローカルシリーズは、スポーツランドSUGO(宮城県)、筑波サーキット(茨城県)、岡山国際サーキット(岡山県)の3サーキットを舞台に、北日本シリーズ、東日本シリーズ、西日本シリーズとして各4戦(有効3戦)を展開します。
全地域シリーズにNDシリーズとNDクラブマンの2クラスが設定され、東日本シリーズにはNCシリーズクラスも設けられます。幅広い層が楽しく参加できるよう、各地域のシリーズクラスには「ルーキー・オブ・ザ・イヤー」、グレートパーティレーサー・オブ・ザ・イヤー」、「ウーマン・オブ・ザ・イヤー」の特別賞も用意されます。

①開催日程
【ジャパンツアーシリーズ】 ◆ND-S/ND-Cクラスを開催  ※7戦中5戦の有効ポイント制
大会 開催日 開催場所 周回数/時間
第1戦 4月23日(日) スポーツランドSUGO
(コース全長:3.586km)
9ラップ
(約32km)
第2戦 5月5日(金/祝) 筑波サーキット
(コース全長:2.045km)
15ラップ
(約30km)
第3戦 6月18日(日) モビリティリゾートもてぎ
(コース全長:4.801km)
7ラップ
(約34km)
第4戦 7月23日(日) 十勝スピードウェイ
(コース全長:5.091km)
7ラップ
(約37km)
第5戦 8月13日(日) オートポリス
(コース全長:4.674km)
7ラップ
(約33km)
第6戦 9月24日(日) 富士スピードウェイ
(コース全長:4.563km)
7ラップ
(約32km)
第7戦 11月4日(土) 岡山国際サーキット
(コース全長:3.703km)
8ラップ
(約30km)
◇本シリーズのNDシリーズクラスはJAFツーリングカー選手権を冠するタイトル戦となります。
◇第1戦、第2戦、第7戦は各地域シリーズのNDシリーズクラスとのWポイントとなります。
【北日本シリーズ】 ◆ND-S/ND-Cクラスを開催  ※4戦中3戦の有効ポイント制
大会 開催日 開催場所 周回数/時間
合同テスト 4月22日(土) スポーツランドSUGO
(3.586km)
約30分×2本
第1戦 4月23日(日)
※Wヘッダー開催
9ラップ
(約32km)
第2戦
第3戦 10月14日(土)
第4戦 11月25日(土)
【東日本シリーズ】 ◆ND-S/ND-Cクラス/NC-Sクラスを開催  ※4戦中3戦の有効ポイント制
大会 開催日 開催場所 周回数/時間
合同テスト 4月11日(火) 筑波サーキット
(2.045km)
約30分×2本
第1戦 5月5日(金/祝) 15ラップ
(約30km)
第2戦 5月28日(日)
第3戦 7月29日(土)
第4戦 10月29日(日)
【西日本シリーズ】 ◆ND-S/ND-Cクラスを開催  ※4戦中3戦の有効ポイント制
大会 開催日 開催場所 周回数/時間
合同テスト 3月15日(水) 岡山国際サーキット
(3.703km)
約30分×2本
第1戦 4月2日(日) 8ラップ
(約30km)
第2戦 6月11日(日)
第3戦 8月20日(日)
第4戦 11月4日(土)
諸般の事情により開催日、編入レース大会名、開催場所、レース内容等が変更となる場合があります。
②開催場所
(ジャパンツアーシリーズ第4戦)
1993年5月5日にグランドオープンを迎えた十勝スピードウェイは、北海道十勝の雄大な自然とのどかな農村風景の中に 忽然と現れる国際基準のレーシングサーキットです。 日本では例を見ないほぼフラットなコースで、約1Kmのストレート、直角コーナーをメインに構成しているのが特色です。
通常は一部をショートカットしたクラブマンコース(約3.4km)が使用されますが、今回はグランプリコース(約5.1km)での開催を予定しています。
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十勝スピードウェイ グランプリコース
(コース全長:5.091km)
北海道河西郡更別字弘和477番地
JR帯広駅より車で約40分
苫小牧港より車で約3時間(230km)
十勝スピードウェイ公式サイト
(北日本シリーズ/ジャパンツアーシリーズ第1戦)
メインストレートは急な登り、バックストレッチは急な下りと、コースの高低差に特徴ある、東北を代表する国際サーキット。
スーパーフォーミュラ、F3、SuperGTシリーズなどビッグタイトルレースが開催されるほか、ヤマハ系のサーキットだけあって2輪のメジャーイベントも数多く行なわれています。
Photo
スポーツランドSUGO(コース全長:3.5865km)
宮城県柴田郡村田町菅生6-1
東北自動車道の村田I.Cより約10km(車で約15分)
スポーツランドSUGO公式サイト
(ジャパンツアーシリーズ第3戦)
栃木県の東端に1997年夏、国内で最もスケールの大きなサーキットとして誕生したのがモビリティリゾートもてぎ(旧ツインリンクもてぎ)です。
4.8kmのロードコースでは国内のトップカテゴリーが開催されていることをはじめ、安全運転トレーニング施設、アミューズメントカートエリア、レストラン、オートキャンプ場など付帯設備も充実しており、サーキット観戦以外にも家族で楽しめるモビリティテーマパークでもあります。
モビリティリゾートもてぎ(コース全長:4.801km)
栃木県芳賀郡茂木町桧山120-1
常磐道の水戸I.Cより約28km (車で40分)
水戸北I.Cより約26km (車で30分)
北関東道の真岡I.C.より約36km(車で40分)
モビリティリゾートもてぎ公式サイト
TSUKUBA CIRCUIT (東日本シリーズ/ジャパンツアーシリーズ第2戦)
直線スピードよりコーナリングテクニックが要求されるレイアウトで、40年以上の歴史を持つ首都圏を代表するサーキット。
アマチュアレーサーの聖地として、大小様々なレース大会や走行会が毎週行われています。
Photo
筑波サーキット(コース全長:2.045km)
茨城県下妻市村岡乙159
常磐自動車道の谷和原I.Cより約38km(車で50分)
圏央道(首都圏中央連絡自動車道)の常総I.Cより約13km(車で20分)
筑波サーキット公式サイト
(ジャパンツアーシリーズ第6戦)
1966年に開設され、2005年にリニューアルオープンし、2007年、2008年にはF1日本グランプリを開催。
現在も国内外のトップカテゴリーのレースが行わる長い歴史を持つ国際サーキット。約1.5kmもの長いストレートが特徴だが、後半には中低速コーナーの連続するテクニカルなセクションもあり、コースの難易度は高い。
富士スピードウェイ(コース全長:4.563km)
静岡県駿東郡小山町中日向694
東名高速道路の御殿場I.Cより約12km(車で約15分)、大井松田I.Cより約27km (車で約30分)
東富士五湖道路の須走I.Cより約13km(車で10分)
富士スピードウェイ公式サイト
(西日本シリーズ/ジャパンツアーシリーズ第7戦)
過去にはF1グランプリをはじめ、現在も数々のビッグレースが開催される西日本最大級のインターナショナルサーキット。
「リボルバー」と呼ばれる直角に近い名物コーナーなど、タイトコーナーが連続する全般的にハイレベルなコース。
岡山国際サーキット(コース全長:3.703km)
岡山県美作市滝宮1210
山陽自動車道の備前I.Cより約25km(車で30分)、和気I.Cより約25km (車で30分)
中国自動車道の美作I.Cより約25km(車で30分) 、作東I.Cより約19km (車で20分)
岡山国際サーキット公式サイト
(ジャパンツアーシリーズ第5戦)
九州唯一のレーシング・コースで、1990年のオープン当時は様々な世界選手権などが開催されていました。
現在はスーパーフォーミュラやスーパーフォーミュラ・ライツの全日本選手権、SuperGTシリーズなどが開催されており、サーキット及び設備の内容は世界に誇れるもので、九州のモータースポーツの発展を担っています。
オートポリス(コース全長:4.674km)
大分県日田市上津江町上野田1112-8
九州自動車道の菊水I.Cより約50km(車で60分)
大分自動車道の日田I.Cより約70km(車で90分)
オートポリス公式サイト
③参加に必要なもの
1.有効なJAF国内A以上のライセンス
JAFの定める条件を満たせば、JAF以外のASNが発給する競技許可証の所持者も参加が認められます。
ドライバーならびにピットクルーが18歳未満の場合は、親権者の承諾が必要です。また、ピットクルーは16歳以上から登録可能です。
2.マツダ ロードスター 「NR-A」にB-Sports指定のパーツを装着した車両
詳細につきましては「車両の準備」のページご覧ください。
3.JAFの規定に合致したレーシングギア(ヘルメット、レーシングスーツなど)
詳細につきましては「レーシングギアの準備」のページをご覧ください。
4.レース参加料
  シリーズクラス:44,000円(税込/1戦につき)
  クラブマンクラス:41,800円(税込/1戦につき)
参加料には、ドライバーとピットクルー(orゲスト)の計4名分のパスと、参加者車両とサービスカーの計3台分の車両通行証が含まれます。それ以外のパスや駐車券は有料となります。
ただし、同じ週末に2戦以上が行われる場合は、支給されるパスや駐車券は1戦(1大会)分のみとなります。
上記料金に含まれるピットクルーやゲスト、サービスカー以外で、応援でお越しになる方の入場券や駐車券が必要な場合は、各イベントで一般に販売されているものをご購入ください。
初出場の方は指定ゼッケン代11,000円が別途必要となります。
合同テストの参加料等は別途ご案内します。
④クラス分け
現行型ロードスター(ND)に加え、先代型ロードスター(NC)のレースも実施。
エントリー用クラス設定(NDクラブマン)で、レース入門者でも安心して参加できます。
NDシリーズ ND5RC型のロードスターNR-Aユーザーで、マナーを重視しつつも競い合いを楽しみたいと考えている人が対象。シリーズポイント形式を採用したクラス。
NDクラブマン ND5RC型のロードスターNR-Aユーザーで、勝ち負けにこだわらず安全にレースを楽しみたいと考えている人を対象にしたクラス。シリーズポイント形式は無し。
NCシリーズ NCEC型のロードスターNR-Aユーザーで、マナーを重視しつつも競い合いを楽しみたいと考えている人が対象。シリーズポイント形式を採用したクラス。
開催地域シリーズによっては設定されていないクラスがあります。
⑤賞典
各大会賞典: 各クラスの1~6位のドライバーを対象に大会トロフィーを授与。
ジャパンツアー
シリーズ賞典:
ジャパンツアーシリーズ全7戦中5戦の有効ポイント制で、上位6位までのドライバーを対象に賞典を授与。
1位にはMAZDA SPIRIT RACING CUP、JAFツーリングカー選手権表彰状、、BRIDGESTONE賞としてブリヂストン社製「POTENZA Adrenalin RE004」なども授与。
各地域シリーズ賞典: 各地域シリーズ戦の4戦中3戦の有効ポイント制で、各地域上位6位までのドライバーを対象にMAZDA SPIRIT RACING賞を授与。
Great Party Racer賞: 過去パーティレースに通算10年シーズン以上および公式戦30戦以上出走したドライバーに特別賞典を授与。
ルーキー・オブ・ザ・イヤー: 本年度から初めてパーティレースに参加するドライバーで、全地域シリーズポイントの最上位に賞典を授与
ウーマン・オブ・ザ・イヤー: 女性ドライバーで、全地域シリーズポイントの最上位に賞典を授与
グレートパーティレーサー・
オブ・ザ・イヤー:
本年度シリーズ終了時点までにGreat Party Racer賞を受賞したドライバーで、全地域シリーズポイントの最上位に賞典を授与する。
各大会賞典やシリーズ賞典は、決勝出走台数や平均出走台数、出場回数などに応じて制限を行う場合があります。
シリーズポイントはレース中に接触した場合はお互いにノーポイントとなる独自ルールが採用されています。
⑥運営組織
特別協賛: マツダ株式会社
協  賛: 株式会社ブリヂストン、株式会社エンドレスアドバンス、ゴトコ・ジャパン株式会社(Gulf Oil)
協  力: スタンド21ジャパン、株式会社キャロッセ、Roadster Club of Japan、株式会社MZRacing
公  認: 一般社団法人日本自動車連盟〈JAF〉
主  管: 株式会社ビースポーツ(B-Sports)